
よくある出方
- 涙が出る理由が分からないのに涙がこぼれる。悲しさや痛みはなく、ほっとしたような感じのこともあります。
- 体が震える手足や腰が細かく震える。しばらくして自然におさまります。寒さとは別の震えです。
- ぼんやりする頭に霧がかかる、言葉が出にくい、眠くなる。数分で戻る人が多いと言われます。
そのときにすること
急いで起き上がらず、横になったまま呼吸を整えます。毛布をかけて体を温めると、震えがおさまりやすくなります。水を少し飲み、落ち着いてから動いてください。立ち上がるときにふらつく人もいるので、最初はゆっくりと。
相手がいるときは、「泣いているけど大丈夫」と短く伝えるだけで十分です。何も言わないと、相手が心配したり、自分を責めたりして、空気が重くなってしまうことがあります。
気にしたほうがよい涙もあります
次のような涙は、体の反応というより、気持ちの側にしこりが残っているサインかもしれません。
- 悲しさや恐怖が、その後も長く残る
- 過去のつらい出来事が、はっきり思い出される
- 毎回、終わるたびにつらくなり、避けたくなる
こういうときは、無理に続けず、信頼できる人や専門の相談窓口、心療内科などに話してみる選択もあります。
涙を見せるのが恥ずかしいとき
終わったあとの涙は、見せる必要がありません。顔を横に向ける、タオルで顔を覆う、少しひとりで休むと言って離れる。どれも失礼にはなりません。イク前の怖さが涙につながっているなら、イクのが怖い理由と対処法も参考にしてください。
第10回の確かめ
次へ進んでよいサイン
- 休める場所と毛布を用意できる
- 涙や震えを、動かずに待てる
- 相手に一言伝える言葉を決めた
まだ立ち止まる・戻るサイン
- つらさが長く残る、過去の出来事が強く思い出される。信頼できる人や相談窓口に話せます
よくある質問
涙が止まらないのは、おかしいですか。
おかしくありません。多くは数分から、長くてもしばらく休めばおさまると言われます。おさまらず気持ちが沈んだままのときは、無理せず誰かに話してみてください。
震えがおさまらないときはどうしますか。
毛布をかけて温め、ゆっくり呼吸します。水を飲んで休んでください。強い痛みや出血、息苦しさを伴うときは、医療機関に相談してください。
連載の前後
基本の流れはここまでです。次回からは、体調や時期に合わせた補足です。
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