
怖さの中身は3つに分けられます
「イクのが怖い」とひとことで言っても、怖さの中身は人によって違います。当てはまるものが分かると、先に何をすればよいかが決まります。
- A 自分でなくなりそうで怖い頭が真っ白になる、体が勝手に動く、声が出る。ふだん自分をきちんと保って過ごしている人ほど、手放す感じに抵抗が出やすいと言われます。
- B おしっこが出そうで怖い達する前に、尿意に似た感覚が出ることがあります。漏らしてしまいそうで、そこで体にブレーキがかかる人がいます。
- C 見られる・聞かれるのが恥ずかしい顔、声、体の動きを相手に見られることへの抵抗です。ひとりのときは平気で、人といるときだけ怖い、という人もいます。
3つが重なっていることもあります。次の順に、ひとつずつ見ていきます。
自分でなくなりそうで怖いとき
気持ちが強く高まるほど「止められなくなるのでは」と体が身構える、と言われます。性格や気の持ちようの問題ではなく、自分を守ろうとする自然な反応です。
先に整えておくとよいのは、いつでも止められると分かっている状態です。ひとりで試すなら「怖くなったら手を離す」と決めておきます。相手がいるなら、言葉でも、手を握り返すのでもかまわないので、止める合図を始める前に決めておきます。合図を使わなくても、あるだけで力が抜けやすくなる人がいます。
怖さが出たときは、息を止めていないかを確かめます。息を止めると体がこわばり、怖さが増しやすくなります。ゆっくり息を吐くだけで、少し落ち着くことがあります。
おしっこが出そうで怖いとき
始める前にトイレに行き、バスタオルを下に敷いておくと、不安はかなり小さくなります。尿意に似た感覚が出る理由や、本当の尿意との見分け方は、イク前におしっこが出そうになるのはなぜに詳しく書いています。
見られる・聞かれるのが恥ずかしいとき
これは体の対処ではなく、条件を変えると楽になります。明かりを暗くする、顔を見ないでもらう、音楽を流す、うつぶせで過ごす。どれも理由を言う必要のない、小さな頼みごとです。伝え方の言葉は触れてほしくない所は、どう伝えればいいにまとめました。
声が出るのを恥ずかしく思う人は多くいますが、声を我慢すると体が固くなりやすくなります。枕やタオルに顔を向けておく方法もあります。
ひとりのときは平気で、人がいると怖い場合、怖さの本体は「相手の前で手放すこと」にあります。その相手が安心できる人かどうかも、体の反応を左右します。
直前で止めてしまうのは、失敗ではありません
直前で止めた日を「また失敗した」と数えると、次はもっと止めやすくなります。怖いまま最後まで進めることを目標にすると、緊張が上乗せされるだけです。
順番は、怖さを減らすのが先で、その先は結果として起こるかどうかです。止めた判断は、体が出したブレーキとして受け止めてかまいません。
「怖いけれど、いきたい気持ちもある」ときは、怖さの強さを0から10で自分に聞いてみます。数字が小さくなる日を待ってもよく、止める位置を少しずつ先へ延ばしてもかまいません。どちらを選んでも、確かめていることに変わりはありません。
医療機関に相談できるとき
次のようなときは、試すことより先に、婦人科などの医療機関で相談できます。
- 痛みや出血が続いている
- 触れられると強い痛みが出て、避けてしまう
- ふだんの生活で尿もれが続いている
- 過去のつらい出来事を思い出して、強い恐怖や体の震えが出る(婦人科のほか、心療内科や専門の相談窓口でも相談できます)
怖さを先に伝えて、確かめたいとき
怖さを抱えたまま、ひとりで試し続けなくてもかまいません。止めてよい前提で進めたい方は、ご予約・ご相談の際に、怖いと感じる点を先にお伝えいただけます。匿名でのご相談だけでもお受けします。始まった後でも、その時点で中止できます。
第2回の確かめ
次へ進んでよいサイン
- 自分の怖さが、A・B・Cのどれに近いか言える
- 怖くなったら止める、と決めてある
- トイレやタオルなどの備えを決めた
まだ立ち止まる・戻るサイン
- 怖さが強く、体がすくむ。第1回に戻って、合図だけを練習します
- 痛みや出血がある。試すより先に医療機関で相談できます
よくある質問
怖いのに、いきたい気持ちもあります。
両方あるのは自然なことです。怖さを減らす手を先に打ち、怖くなったら止める前提で進めます。止めた日があっても、確かめていることに変わりはありません。
直前で止めると、いつまでもイケないままですか。
止めたこと自体が妨げになるとは言い切れません。怖さが小さい段階で終えることを重ねて、少しずつ慣れていく人もいれば、そうでない人もいます。どちらでもかまいません。
途中でやめられますか。
始まった後でも、その時点で中止できます。中止された場合も費用は0円のままです。オイルマッサージだけに切り替える、下着を脱がない、水着のままにするといった変更もできます。
匿名で相談できますか。
できます。お名前は呼ばれたいものだけで構いません。ご職業やお住まいの詳細を伺うこともありません。
連載の前後
怖さの備えができたら、次は体の準備として、乾きと潤滑を見ます。
このページについて
このページは chitsuiki.com 編集委員会がまとめています。内容は、怖さの中身と、先にできる対処をまとめたものです。医療の診断や治療を案内するものではありません。 当サイトの運営者は風俗店の運営に関わっています。