「開発」という前提の問題
開発という言い方は、身体を訓練の対象として扱います。訓練であれば、量をこなせば成果が出るはずだ、という考えが自然についてきます。そして成果が出ないと、量が足りない、やり方が悪い、という方向に進みます。
ところが感じ方は、量に比例しません。むしろ「今日こそ」という意識が強い日ほど身体は固くなります。回数を重ねるほど焦りが蓄積し、条件が悪くなるという逆転が起きやすい分野です。
ですから、開発という枠組みで進めるなら、少なくとも「痛みが出たらその日は終わり」という上限を先に決めてください。上限のない訓練は、身体を痛める方向にしか働きません。
痛みは進めすぎの合図です
痛みを「効いている証拠」と解釈しないでください。痛みが出ている時点で、その刺激は強すぎるか、準備が足りていないかのどちらかです。続ければ、傷や炎症、そして痛みの記憶が残ります。痛みの記憶は次回の緊張になるので、二重に不利になります。
出血がある、翌日も痛みが続く、排尿時にしみる、発熱がある——こうした場合は続けずに医療機関を受診してください。
器具を使う場合に必ず確認すること
器具を使う方法が紹介されることがあります。使うこと自体を否定はしませんが、次の点は例外なく守ってください。
- 素材を確認する。ボディセーフとされるシリコン、ガラス、ステンレスなど、表面が滑らかで洗浄できるものを選びます。柔らかい塩ビ系の安価な製品は可塑剤が溶け出すことがあります。
- 潤滑剤の相性を確認する。シリコン製の器具にシリコン系潤滑剤を使うと表面が劣化します。水溶性を選んでください。
- 毎回洗浄する。使用前後に洗い、乾かしてから保管します。
- 共用しない。他人と共有する場合はコンドームをかぶせ、その都度交換します。
- 痛みが出たら中止する。サイズを上げるのは、痛みなく使える状態が安定してからです。
なお、肛門側に使ったものをそのまま膣に触れさせないでください。細菌の移動により感染の原因になります。
骨盤底の筋肉について
骨盤底筋を意識する方法が紹介されることがあります。締める運動そのものは、産後の尿もれ対策などで一般的に勧められるもので、害のあるものではありません。ただし、締めることばかりを練習すると、緩めるほうが下手になります。感じ方という観点では、緩められることのほうが重要です。締める練習をする場合は、必ず緩める側とセットにしてください。
ひとりで進めるのが不安な場合
強さや時間の加減が分からないまま自分で進めると、痛みの手前で止まる判断が難しくなります。第三者が確認しながら進める形をお探しであれば、費用のかからない体験をご用意しています。痛みが出ていないか、力が抜けているかを都度確認しながら進め、途中でやめても費用は0円です。膣イキ無料体験をご覧ください。
よくある質問
毎日続けたほうが早く結果が出ますか。
そうとは限りません。回数を重ねるほど「今日こそ」という意識が強くなり、かえって条件が悪くなることがあります。痛みが出た日は中止してください。
器具は大きいものから慣らしたほうがよいですか。
逆です。痛みなく使える状態が安定してから段階を上げてください。痛みは効果の証拠ではありません。
骨盤底筋を鍛えると感じやすくなりますか。
締める運動自体は一般的に勧められるものですが、締めることばかり練習すると緩めるのが下手になります。緩める側とセットにしてください。