呼び分けの一覧
| 膣イキ | 挿入されている状態で達すること。「挿入だけで」に限る使い方と、併用を含める使い方が混在します。 |
|---|---|
| 中イキ | ほぼ膣イキと同義。「中」という語感から、内側の感覚を強調するときに選ばれやすい言い方です。 |
| 奥イキ | より奥の部分で感じることを指す言い方。ポルチオという語と一緒に使われます。 |
| クリイキ | クリトリスへの刺激で達すること。外側の刺激として語られます。 |
| ポルチオ | もとは子宮の入口(子宮腟部)を指す語。日本語では奥の感覚全般を指す使い方が広がっています。 |
いずれも医学用語ではありません。教科書に載っている分類ではなく、日本語のインターネット上で使い分けられてきた言葉です。
膣イキと中イキが同義になる理由
両方とも「挿入されている状態で達すること」を指しているためです。違いがあるとすれば語感で、「膣イキ」は部位を名指しする分だけ説明的、「中イキ」は感覚の位置を指す分だけ日常語に近い、という程度です。
ただし、記事によっては「膣イキ=挿入だけ」「中イキ=挿入中であれば併用可」と書き分けているものもあります。数字や割合が出てくる記事を読むときは、その記事がどちらの定義を使っているかを先に確かめてください。定義が違えば数字も変わります。
境目がはっきりしない理由
身体の構造が理由です。外から見えるクリトリスは全体のごく一部で、内部では左右に広がって膣の入口を挟んでいます。そのため、挿入による刺激がこの内部構造に届いていることがあり、「中で感じている」のか「外の構造が中から刺激されている」のかを、感覚だけで切り分けることはできません。
言い換えると、呼び分けは刺激の与え方の区別であって、感じている場所の区別ではありません。どちらが上ということもありません。
用語にこだわらないほうがよい場面
「これは中イキと言えるのか」と考え始めると、自分の感覚を採点することになります。採点している間は緊張しているので、条件としては悪くなります。
相手と話すときも、用語ではなく状態で伝えるほうが伝わります。「気持ちよかった」ではなく「この位置はよかった」「この速さは痛かった」のように、位置と強さで言うと、次に活かせます。
よくある質問
膣イキと中イキ、どちらの言い方が正しいですか。
どちらも正しい/正しくないという性質の言葉ではありません。どちらも医学用語ではなく、指している内容もほぼ同じです。
中イキのほうが上、ということはありますか。
ありません。刺激の与え方が違うだけで、優劣の話ではありません。
奥イキとポルチオは同じですか。
近い意味で使われます。ポルチオはもともと子宮の入口を指す語ですが、日本語では奥の感覚全般を指す使い方が広がっています。