感覚の分布は均一ではありません
| 入口付近 | 神経の終末が比較的多く、触れられた位置や擦れが分かりやすい部分です。 |
|---|---|
| 中間から奥 | 位置を細かく区別する感覚は乏しく、圧されている・引かれているという深い感覚として届きます。 |
| クリトリスの内部構造 | 外から見える部分は一部で、内部では膣の入口を挟むように広がっています。挿入時にもここに刺激が届いています。 |
つまり、「はっきり分かる感覚」を期待して奥を探しても、そもそもそういう作りになっていません。ぼんやりしていることは、異常のサインではありません。
「分からない」と「感じていない」は別です
内臓の感覚を思い出してみてください。どこがどうなっているか正確には分からないけれど、重い・張っているといった状態は分かります。膣の奥の感覚も、これに近い届き方をします。
ですから、外側の刺激のようなはっきりした輪郭を基準にすると、「感じていない」と判定してしまいます。基準のほうがずれている可能性があります。
確かめるときの順番
内側の感覚を確かめたい場合、いきなり奥ではなく入口付近から始めるほうが分かりやすくなります。神経の終末が多い分、変化を捉えやすいためです。
そのうえで、圧を加える・とどまる・ゆっくり動かす、といった刺激のほうが、速く動かすより届きやすくなります。速い動きは摩擦を増やしますが、深い感覚には届きにくいためです。
準備ができているかで大きく変わります
充血と潤いが整うと、内部の形そのものが変化します。この変化が起きる前と後では、同じ刺激でも届き方がまったく違います。「感じない」と判定する前に、準備の段階を確認してください。挿入で感じないで詳しく扱っています。
ひとりでは判定しにくい部分
自分で触れる場合、手の届く範囲と角度に限りがあるうえ、力が抜けているかどうかを自分で判断しにくいという問題があります。緊張しているときほど「抜けているつもり」になります。
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よくある質問
奥がぼんやりしているのは異常ですか。
異常ではありません。奥は位置を細かく区別する感覚が乏しい部位で、圧として届くのが通常です。
入口のほうが分かりやすいのですが。
入口付近は神経の終末が比較的多いので、そちらのほうが分かりやすいのは自然です。
速く動かしたほうが分かりますか。
速い動きは摩擦を増やしますが、深い感覚には届きにくくなります。圧を加える、とどまる、ゆっくり動かすほうが届きやすいことがあります。