怖さの内訳
- A 制御を失うのが怖い自分がどうなるか分からない。意識が飛ぶような感じが怖い。
- B 失禁するのではと不安尿意に似た感覚が出て、粗相をするのではと心配になる。
- C 見られるのが怖い顔や声、身体の動きを相手に見られることへの抵抗。
3つは同時に起こることもありますが、対処はそれぞれ違います。
A:制御を失う不安
日常的に、自分を保つことを優先してきた人ほど強く出ます。感覚に任せる=危険、という判断が身についているためで、性格の問題ではありません。
有効なのは、いつでも止められる状態を確保しておくことです。逆説的ですが、止められる保証があるほど手放しやすくなります。相手がいる場合は、合図を先に決めておいてください。使わなくても効きます。
B:失禁への不安
直前に尿意に似た感覚が出ることがあります。これは、尿道周囲の組織が近接していることから自然に起こるもので、異常ではありません。多くの場合、実際に排尿するわけではありません。
不安を減らす方法ははっきりしています。先に排尿しておくことです。膀胱が空であれば、感覚が出ても「何も起きない」ことが確認できます。タオルを敷いておくのも、心配を減らすうえで有効です。
なお、日常的に尿もれがある、咳やくしゃみで漏れるという場合は、骨盤底の問題として婦人科や泌尿器科で相談できます。これは治療の対象になるものです。
C:見られることへの抵抗
これは身体の対処では変わりません。条件のほうを変えます。明かりを落とす、顔を見ないでもらう、うつ伏せの姿勢にする、音楽を流す——どれも有効です。
「そんなことを頼めない」と感じるかもしれませんが、頼む内容としては小さなものです。理由を説明する必要もありません。項目として伝えるだけで十分です。初めての方へに伝え方の例を書いています。
止めてしまうこと自体は失敗ではありません
直前で止めた日を「また失敗した」と数えると、次はもっと止めやすくなります。怖さがある状態で最後まで進めることを目標にすると、緊張が上乗せされるだけです。
順番としては、怖さを外すことが先で、その先は結果として起こるかどうかです。止めた判断は、身体が出した正しい判断です。
止められる状態を先に確保したうえで確かめたい場合は、費用のかからない体験をご用意しています。カウンセリングで合図を決め、途中で止めても費用は0円のままです。当日の流れをご覧ください。
よくある質問
失禁しそうで怖いです。
尿道周囲の組織が近接しているため、尿意に似た感覚が出ることがあります。異常ではなく、多くの場合実際に排尿するわけではありません。先に排尿しておくと不安が減ります。
直前でいつも止めてしまいます。
止められる保証があるほど手放しやすくなります。合図を先に決めておくと、使わなくても効きます。
見られるのが恥ずかしいです。
明かりを落とす、顔を見ないでもらう、うつ伏せにするといった条件の変更が有効です。理由を説明する必要はありません。